安心できる場所を、 安心を求める場所に、 するなよ。

孤独の厳かさを、侵害しない。

嘘はついてはいけません。 でも、ホラは吹いてもいいの。 だからね、サンタクロースはいるんだよ。

いろいろな面を持っていることと、 いろいろな態度をとってしまうことは違うでしょ？

ウンザリするまで、怒る。 ウンザリするまで、泣く。 ウンザリするまで、嫌う。 ウンザリするまで、許さない。 そして、とことんウンザリしたなら、 もういいから、そこから逃げだせ！

譲りあえなければ、 分かちあえない。 分かちあえなければ、 分かりえない。

こぼれやすい心は、 乱暴に扱っちゃダメ。 そぉっと、そぉっと。

言えば伝わると思ったら、大きな間違い。 言わなきゃ伝わらないと思ったら、それも大きな間違い。

12月は、父にもう逢えないのだと思い知らされる月。 そして、もう一度逢えるなら、 また生まれることもやぶさかではないと思う月。

自分を好きになることに、 誰かの許可なんかいらないよ。

どんな人生だったら死ぬときに、 「ああ、もう悔いはない。よく生きた」 と、思えるだろうかと考える。

自らの中に譲れない大事なものを見出せないから、 誇りが優越感にすり替わってしまうのだ。

なんにもできないときに、 なんとかしようなんてするから、 なんともならなくなる。

やつれてませんてば!! 小顔に見せようと、顎にシャドウ入れただけですってば!!

あなたの仕業じゃあない。 私が悲しいのも、 ムカつくのも、 あなたの仕業じゃあない。 私の気持ちは、私の仕業。

キャッチボールをしているのに、また打ち返された。 いいかげん、バットをグローブに持ち替えてくれないかな? 私はあなたの敵じゃない。

正しさを振りかざして怒ったり、 感情のままに泣いたりするのは気持ちいい。 でも、それは後味の悪い気持ちよさだ。

細胞がキュッと引き締まるから、厳しい寒さが好き。 雑音を忘れさせてくれるから、静かな雪が好き。 祈りが届きそうだから、蒼い冬の空が好き。

結局、おごっていたなぁ。 「私がいなければ！」 なんて、うっとおしくて、 おこがましい限りだ。

自分に都合よく書き、相手に都合よく読まれるのが言葉の性。 それでも伝わることが、繋がるなにかがある。 きっとある。

好き嫌いが激しいわけじゃなくて、 『好き』が激しいの。

かつてのあなたではなく、 いつかのあなたでもなく、 いま、目の前のあなたにしか、 興味はないの。

わかってほしいわけじゃなくて、 わかってくれようとしてほしい。

背筋が伸びるような恋をしたい。

好きなことのためなら、 好きでもないことでもするけど、 好きでもないことのために、 好きでもないことまでするなんて、 まっぴらごめん！

『自業自得』と書いて、 『ゼンブジブンノタメニナル』と読む。

条件で幸せになろうとするから、不安が増える。 あと、なにがあったら自信になるの?

私だけを愛してくれないなら 怒ってもいいとか、 嫉妬して当然だとか、 幸せになれるはずがないとか、 どこで覚えてしまったのだろう?

待つというのは、 自分と世界のタイミングを合わせる行為。 待つことができない人は、 いつまでたってもタイミングが悪い。

『尽くす女』じゃなくて、 『尽きない女』になりたい。