年とともにできないことが増える。 でもそこに恩寵もある。 それは できない人が許せるようになることだ。 そして 人を許せるようになれば 自分がいかに 人から許させてきたかもわかるようになる。
もっと自信を持て。失敗することも含めて、自信を持て。 失敗したら、挽回すればいいし、自分でできないなら、人に頼めばいい。 だから、できない自分でも信じてみろ。
無理はしない。 でも ズルはしない。
早く寝よう。 いっぱい寝よう。 それでまた明日を生きていこう。
人との距離感というのは、本当にもう体験して、痛い目にあって、謝って、許してもらって、築いていくしかない。 手抜きはできない。 でも手抜きしなかった人間関係は、必ず自分の人生を支えてくれる。必ず。
制限を嘆くのではなく、 制限を活かすのが、 現実を生きるということ。
お母さんとは、『人間を一人育てる』という大事業の事業主のことです。
「害はないけど、なにもない」
まだ言えることを噛みしめながら、言っておく。 戦争はイヤです。
どんな人生でも、あきらめないだけの価値は必ずある。
安全は、塀の扉を閉じることで得られるもの。 安心は、心の扉を開くことで得られるもの。
常識が間違っているからといって、 非常識が正しいというわけではない。
信じる力とは、人のせいにしない力だ。
疑う方が簡単だから、 信じることに価値がある。
言いたいことを 言おうとすると、 なぜかいつも 言いすぎる。
やさしいだけじゃ、この世は生きていけないけれど、 「やさしい」がなかったら、この世は存在の意味がない。
他人と比較して優れていることを自信というのではなくて、 他人のせいにしないことの積み重ねが、自信を作っていくのだ。
そんな疲れた顔をしていると、 淋しい人の餌食にされちゃうよ。
身を削るなら、内側を削れ。 そうすれば、自分の器が大きくなるから。
ただ生きる。 今日を生きる。 つべこべ言わずに生きる。
行きたい場所はドアの向こう。 ドアの前に山積みの石を片づける仕事は、 無意味なつまらないことに思えるけれど、 これをやらなきゃ始まらないんだ。
一緒にいること。 それ以上のことは、たぶんない。
愛する人が、 ここでだけは安心だと思えるように。
楽園で花を愛でながら、手をつないで歌うようなことが愛だと思うなよ。 愛とは、命がけで関わることでしか触れられない、獰猛で残酷なものだ。
人間不信に陥る時は、自分不信に陥っている時
愛するということは、疑う余地がないくらい愛されていることを知ることだ。
それでも、言葉で傷ついたことより、 言葉で勇気づけられたことの方が多い。
自分のまわりが『バカばっかり』なのは、 自分のまわりを『バカ呼ばわりばっかり』するからだよ。
男は意見を議論する。女は思いを共感する。 議論できない女を、男は頭が悪いと見下し、 共感できない男を、女は心がないと責め立てる。
ねえ、そこのお母さん。子供優先で働くことに、後ろめたさなんか持たなくていいよ。仕事優先で働いたら、後悔すると思うよ。だって、あなたはお母さんなんだもの。子供にとって、たった一人のお母さんなんだもの。